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銀行家 爵位の剥奪 [欧州]

2008年ロイヤル スコットランド銀行は破たんの瀬戸際。

政府は、合計460億ポンド近くの巨額の財政出動で、救済した。

現在、政府が約8割の株主となっている。

2004年に、優秀な銀行家として女王からナイト バッチェラーの称号を与えられて貴族に叙せられた同行グッドウィン会長。

彼はその後、とてつもない巨額のボーナスと退職金を手にして引退。

ロンドンに吹き荒れる巨額ボーナス反対運動。

終に自分の銀行を破綻に導きながら、巨額の報酬を得た彼がやり玉にあがり、この度、政府没収委員会の勧告を受けて女王は彼から爵位の剥奪を決定した。

今回の展開、これ独りにはとどまらない。

多くが女王から貴族に叙せられ、永代議員となっているイギリス、貴族院(House of Lords)の存在意義が再び問われそう。

バイロン

保守競争 [アメリカ州]

フロリダ州の共和党大統領候補選挙。

結果はラムニー46%、ギングリッチ32%と大差がついた。

ギングリッチは、これから残る46州の選挙戦を、8月末の最終党大会まで戦い抜くと宣言。

これから、”マサチューセッツの左右中間候補(ラムニー)”と”真の保守派(自分)”の本格的戦いが始まると、単純明確な狼煙を挙げた。

三位につけたサントーラムも、自分こそ建国以来のアメリカ保守主義の伝統だと、売り込みを続ける。

イデオロギー論議は今回、共和党選挙の特徴と言える。

メキシコからの移民で祖父は同時に5人の妻を持ったモルモン教徒のロムニー、ややこしい宗教論議はこれからだし、99%の占拠運動の影響もこれからの要素。

共和党のまとまりには道遠しのようだ。

バイロン

オランダ首相の目線 [欧州]

EUサミットオランダ首相ラッテ氏の見解、明快な目線である。

・現在、全EUの失業者は、2300万人。
 許しがたい状況である。
 今後EUは雇用政策に重点を移すべき。

・現在、全EUの経済活動は、4割をEU域内取引に依存する。
 低すぎる。
 域内の消費力を高め、域内取引の割合を高める政策が必要。
 EU内経済成長政策に重点を移すべき。

・新しく合意された財政協定によりEU”統合”が予想より早く達成できよう。

バイロン

IAEA立場 [国際]

国連、国際原子力局(IAEA)は3日間の予定でイランを訪問中。

イラン政府の発表では、双方の対話は成果を上げている。

現在、イランと国際社会との対話は途絶えている。

代わりに、アメリカ、それにEUが次々と制裁の強硬手段を繰り出している。

飽く迄、問答無用に、イランの核濃縮作業を差し止めようとしている。

核不拡散条約、IAEAのメンバーでもあるイラン。

濃縮は飽く迄平和利用の為(発電と医療用)と繰り返してきた。

国際条約無視は当然、すべてを秘密のヴェールに隠すイスラエルの核戦力。
 
NGOまで動員してイラン叩きの世論を煽り続けるアメリカ。

IAEAは今次イラン訪問の成果につき沈黙を守っている。

バイロン

フロリダの予備選 [アメリカ州]

マスコミは超過熱、不思議な政治資金法で金まみれの選挙戦史上最低の声が挙がる、醜い中傷合戦。

共和党の大統領候補選びのプロセスには、世界が驚いている。

斯様なプロセスの批判は別に、恐ろしいのは最終的な大統領候補の人となりと考え方。

アメリカ大統領は世界史に類のない軍事力を背景に、同類の仲間を周りに配して世界を自由に操縦できる決定力を持つ。妙な大統領が選ばれれば世界中が迷惑する。

フロリダ州はロムニーの勝利の様だ。
テイーパーテイーの過激派が支援に回った。
前3州の合計より多い、200万の共和党支持者が投票する。

フロリダは得票率による比例で選挙人を決めない。
一位が全ての選挙人を得る。

最終の党大会では、各州の選挙人が州の意向を戴して代理投票する。
全国の過半数は1114人の選挙人。

フロリダは今年、従来の99名から格下げられて50名の選挙人が振り当てられる。

この辺のルールは全国共和党本部が決める。

既に敗戦が決定的なギングリッチは比例配分にすべきだとイチャモンを付けている。

最初のアイオア州では不細工な得票集計作業で、一度当選と公表されたロムニーが、サントーラムにひっくり返ったりしている。

金と言い、中傷合戦と言い、選挙ルールのいい加減さと言い、あまり世界帝国らしくない姿が見える。

共和党予備選、今週末から、西部州へと戦場は移る。

バイロン

経済大国と移民政策 [アメリカ州]

何時の間にやら世界の6番目の”経済大国”にのし上がったブラジル

海外からの就業、移民希望者対策が問題となっている。

高技術指向の企業が増えて、高学歴者の就職状況は好調。
海外からの高技術者の受け入れは歓迎するところ。

一方、低学歴国民は減少傾向で、低技術雇用市場には、海外から低学歴者の受け入れも、需要がある。

5年間の就業ヴィザを、提供始めた。

入国時に、就職を確保する必要は無い。
入国後就職活動をすればいい。
就職条件によって、就業ヴィザの延長も認める。
ただし、5年過ぎて職が無ければ帰国して貰う。

今や、国を挙げて移民政策を作成する。
勢いのある国は違う。

バイロン

サウジ版民主化 [中東]

政府系新聞、アルシャルク紙によると、サウジアラビアのジェッダで2014年に完成予定のフットボール競技場に初めて家族席が設けられ、家族と共になら女性の入場、観戦が認められる。

また、同競技場には特別の記者席を設け、女性リポーーターの観戦も許す。

ただし、こちらは、男子リポーターとは別の席である。

バイロン

イギリスの労働事情 [欧州]

イギリス失業率は悪化している。

先月は過去17年で最悪の失業率、8.4%を記録した。

一方、タクシー運転手、老人ホームの介護士、ホテルの従業員、等、低給与層の就職戦線は、ルーマニヤ、ブルガリア、東欧諸国からの出稼ぎで埋められている。

外国人に職を奪われるな、の掛け声が高いが、雇用側は、イギリス人に、基本の読み書き、算数の知識が無く、特に、若者の”態度の悪さ”を挙げて、外国人の使い良さを、強調する。

一時のイギリスとは様変わりの様だ。

バイロン

奇妙な中米自動車戦争 [経済]

2月13日から次期中国指導者、習金平氏が鳴り物入りでワシントンを訪問する。

アメリカは、自動車企業、鉄鋼企業、労働組合、政治家、挙って、対応シナリオ作りに大童である。

ここ10年で、アメリカの自動車部品の中国からの輸入は900%も増えた。
昨年は120億ドルにも及び、オハイオ、ミシガン、ペンシルヴェニア州ではこの為にアメリカの労働市場が奪われたと、反感が募る。

だが、アメリカへ輸出する中国と言ってもその大半が安い労賃を利用して、中国で部品を作るアメリカ企業である。アメリカの部品の品質基準が既に、中国産の部品を参考としている。

中国から部品の輸入を締め出そうとしても自国のメイカーの首を絞める。

それに、アメリカの車組み立て工場には、オートメイションが入り込んでいる。

労働者が減るのは中国要素だけではない。

中国は、昨年、アメリカからのSUVと大型車の輸入に関し、電気自動車技術について公開し、技術移転を行えとし、特別関税を賦課した。

さもないと中国国内での販売に、グリーン技術助成金を与えないとしている。
アメリカは参っているのである。

一方、中国は、先例に倣い、習金平氏ワシントン入りの前に、6個の通商団を送り込んでいる。

戦闘機や、農作物の一時買い上げの目くらまし作戦に出ている。

アメリカ国債を買ってくれねばアメリカの財政は破たんする。

どうも、ややこしい関係である。

バイロン

アメリカのNGO [アフリカ]

エジプト臨時軍政府は先月から外国のNGOに監視を強化している。

特に、アメリカ政府助成を貰い、アメリカの政党にリンクしている17のNGOを監視している。

政治的偏見を以て、動き、意見を表する団体を監視する。

先週、2団体の活動家が、身の安全を理由にカイロのアメリカ大使館に保護を求めた。
合計6名の活動家が大使館に避難している。
カイロ政府は彼らに出国許可を出していない。

アメリカ国務省は、上記(アルジャジーラ記事)に関し確認した。

アメリカ議会は、エジプトへの軍事、金銭的援助の打ち切りを仄めかしている。

NGOは国ぐるみの防諜機関か?

バイロン
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