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ポンド安と貧困化 [経済]

イギリス中央銀行副総裁、ペナント リー氏のFT紙寄稿文から。

イギリスポンド安の傾向は続き、イギリス経済の縮小、国民生活の質下落、貧困化は避けられないとの御宣託。

為替と国民経済の強弱とは決定的な関連が無いとされてきた。

 しかし、70年前の対ドル4ドルを超えていたポンドの価値が爾来連続して一方方向に下落して いる。

 イギリスの経済規模は同様下降路線をなぞってきた。

・6月23日のEU離脱国民投票時、1.50ドルの価値があったポンドは、以来、1.30ドルに 張り付いたまま。

・為替安で、GDPの3割を占める輸入の価格が上昇している。

 過去も同様だが、国内価格の上昇に実質賃金が追い付かない。

 その為、当然だが、消費力、投資力が削減され経済体は収縮する。

・為替安で輸出が伸び、収支がリバランスして、海外投資を再び呼び起こし、結局、為替安は、復 元して消滅するとの経済シナリオが流行している。

 しかし、実質経済の過去70年間の経験でシナリオ通りの回復現象が生じた経済体は世界に一つ も例が無い。

・為替の指標価値は見直されるべきで、実体は、為替安が経済の困窮化を招くことは証明された事 実である。

・イギリスはEU市場へのアクセスを失い、他所に新市場を求めても既に競争的な市場で思惑通りい く筈が無い。
 
 かくてポンド安は進行し、イギリス経済の収縮、国民生活の困窮化は明白。

依って他山の石、円安→株価上昇→経済活性化のシナリオの破たんも議論され始めた様だ。

バイロン



また騒音―タイのイスラム教徒 [アジア]

シャム湾を巡ってマレイシアと国境を接する、タイ南部パタニ州。

昨夜、夜の歓楽街に爆弾テロ発生。

1名死亡、数十人が負傷(外国人は含まれていない模様)。

最近、リゾート地を狙うテロが頻発しているタイ。

100年前にマレイシアから割譲を受けたタイ南部の3州は、イスラム教徒が多数の異色州。

常日頃、バンコックの政府、仏教国家に何かと反抗。

パタニ州他2州は、保安警察の”横暴”が話題だった。

犯行声明は無いが、他のリゾートで外人旅行者を狙うテロとは違い、内政上、宗教上の対立と見られる。

中央軍政府は、これまで各地に起こるテロ活動を、観光客への悪影響を恐れて、過少に評価してきたが、このまま無策に放置すること、かえって観光立国タイに傷がつく。

バイロン

500キロ射程のミサイル [アジア]

米韓共同軍事演習への報復行為、北朝鮮は、韓国西部海岸沖の潜水艦からミサイル発射実験。

今年、すでに二回の実験を行い、二回とも、空中飛行距離が約30キロで、空中分解して失敗している。

今回の発射、飛行距離が伸びて、約、500キロ。ミサイルは日本領海際まで飛んだ。

この射程距離だと、海岸に接近すれば韓国全土を標的とできる(無論日本も危険)。

北は陸上のミサイル発射装置を持つが、陸上装置からの発射行為は、事前に察知できる。

しかし、潜水艦からの発射は、事前察知が困難。

軽量核弾頭を装着すれば、その危険は計り知れない。

バイロン

トルコの混乱した優先順位 [中東]

シリヤのIS掃討作戦。

トルコ政府は、重ねて、シリヤ、イラクからISを完全掃討する軍事行動を支援し、また参加すると宣言を発した。

シリヤでのIS戦闘、主役は、クルド系軍団と、それを支援するアメリカ軍。

トルコ軍の実際の行動だが、また、クルド系軍団を攻撃している。

彼らとは強調しなければIS殲滅は不可能ではないか。

トルコのクルド族対策、歴史的に混乱ばかりで、明確賢明な施策が取れた試しがない。

一時,ISとクルドを天秤にして、国家プライオリテイーは第一にクルド征伐、その後IS殲滅だとしていた。

その二つの”敵”が闘っている。

クルドを叩けばアメリカまでもを敵にする。

明日、アメリカ副大統領バイデンはトルコ入りする。

バイロン

米韓共同軍事演習 [アジア]

今年も例年通り米韓共同軍事演習が始まった。

2週間、25,000名の米兵、50,000名の韓国兵が参加する(おおむねシミュレイションによる)。

今年の演習の特徴は、共同司令部をアメリカワシントン州に置き、全軍の、配分行動すべてを束ねる総合軍事教練。

さらに、ハワイ、日本の米軍司令部も参加して、距離を超え、時間帯を超える実戦さながらの総合訓練。

演習開始に際しアメリカ国防省は、演習は”北の脅威に対する100%防衛的訓練”であり”アメリカ政府は韓国の防衛に全面的にコミットしている点を態度で示す”と強調。

バイロン

ヒズメット(奉仕)運動ーグーレン主義 [欧州]

トルコのエルドガン大統領が完全粛清を狙う政敵グーレン導師とその一派。

30年前の同僚が袂を分かち、グーレンはアメリカに移住。

彼の教えは”利他主義”、”イスラム教内の異論の調整と調和”、”他宗教との協調、宥和”で、現在 ヒズメット(奉仕)運動と呼ばれる。

欧州その他トルコ外に生活するトルコ人、イスラム教徒に、人気の運動。(キリスト教の統一教会運動に似ている)。

欧州ではドイツを主に多くの国で信者が増え続けてきた。

先の、トルコ軍事クーデターの企て。

先導したのがグーレン主義信奉者の一団。

トルコ国民は主義主張より、近くのエジプトで生じた軍事政権を毛嫌いして、軍に歯向かった。

現在、エルドガン大統領は、クーデターの手引きをし、国家転覆を企てたとしてグーレン導師のアメリカからの引渡しを要求中。

また、欧州他に、学校、教習所、奉仕組織を多く持つヒズメット運動支持者を、次々と訴追、弾劾を行っている。

バイロン

南シナ海問題は食糧問題 [アジア]

巨大人口の中国、生活レヴェルの向上で、魚を食する余裕が出来た。

その消費量は半端ではない。

現時点で世界の水産漁獲の三分の一(養殖を含め)を中国が消費している。

日本海に面する海岸沿いの漁港は無数、特に舟山には、毎年、漁船船団が大集結している。

FT紙の現地調査報告。

漁師は口を揃えて、もう(中国領海の)日本海に魚はいない。

すべて採り尽くしたと嘆く。

その上、中国から流れ出す水質が汚染されており、ただでさへ魚は少い。

もう”タコと貝しかいない”とはほぼ全ての漁師の一致した嘆きである。

水産食糧が枯渇しては国家の胃袋を直撃する一大事、政府は、漁船の大型化、新鋭化、技術装置に補助金を惜しみなく出す。

燃料のジーゼル油には大きな補助金を出す。

領海を超えて遠く操業して漁獲を上げないと、国家死活の問題だ。

日本の尖閣諸島周辺ばかりか、南シナ海至る所で、尻を叩かれる中国漁船は、漁獲を求めて、走りまわえる。

中國政府も、領海内の水産資源保護に応分に配慮を示し、漁船の出動を抑えているが、8月1日は解禁日。

今年は、途端に、230隻の漁船船団が日本領海を脅かし、日本政府は仰天。

同時に、中国漁船は、フィリピーンやヴェトナム領海を犯し官憲に次々に拿捕されている。

なんと、今月は、オーストラリアニュージーランド、それに遠く、アルゼンチンでも領海侵犯で拿捕された。

問題は複雑だ。

イギリス、日本等、先進国は中国の水産プロセス食品を多量に輸入している。

中国に水産加工工場は雨後の筍の如く無数が稼業。

ネタの魚がどうしても必要だ。

かくて、中国の漁師達は、世界の果てまでも魚を追い続けなくてはならない。

南シナ海の領海紛争、必ずしも軍事的威圧が目的ではない、食糧問題なのだ。

バイロン

イギリスの奇跡ーリオ オリンピック [社会、文化]

リオの祭典は終わった。

アメリカが46個のゴールドメダルを攫った。

次に控えしは、何と何とイギリス

アジアの国営スポーツ国、中国を凌駕する27個の金メダル。

中国を1個、抜いたのだ。

イギリスの快挙、何と100年来の最高の結果。

これは奇跡。次の東京、日本はイギリスの脅威の躍進の謎をしっかり学習して、その先を越そう。

バイロン


シンガポール リー後継者問題 [アジア]

シンガポール独立、建国の父、リーカンユーの息子リーは2004年からシンガポールの首相。

昨日、独立記念に際してのスピーチの最中、意識を失い昏倒。無資源、輻輳民族国家を、GDPパーキャピタで世界一,二の経済大国に仕立て、行政の仕組み、運用則で、世界から賞賛を浴び続けるモデル国家を建設した親子鷹。

国家の命脈は指導者の優劣で決まるショーウィンドウ的好例である。

現首相は、演壇から90分姿を消し、再登場して、体調不調で直ぐ精密検査を受けるとし、同時に、彼の後継者選びに意を使うと発言。

アジアの優等生シンガポール。

将に、後継者選択は、国家の大事。

バイロン


解禁 アメリカ原油のお客 [経済]

70年代アラブの原油禁輸処置に対抗して一切の原油、石油製品の輸出を原則禁じてきたアメリカ

昨年暮れに40年の輸出禁止を解いて、半年が過ぎた。

ブルンバーグ紙の調査で、半年でアメリカから輸出された原油、コンデンセイトの量は、8700万バーレル。

その太宗がカナダに輸出された。

続いて、オランダ、キュラソー、イギリス、日本、他。

まだお買い上げにならぬのが、韓国、インド。

バイロン
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