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西部モスルの戦況 [中東]

イラクのIS殲滅戦。

第二の都市モスルの攻防は最終段階に差し掛かる。

テイグリス河を挟んで一時は200万の人口を抱えたモスルはISの最大拠点だった。

現在、河の東岸は完全に政府軍に開放されて、残りは西岸。

ここに75万人の市民が居る。

執拗に抵抗を続けるISの戦力は消耗し僅か3000名の兵士と見られる。

西岸南部の空港が政府軍の手に落ちた。

現在、西岸各地で身の毛もよだつ市街戦が繰り広げられている。

ISは市民を盾として連行しており、負傷者は医療の手当が無い。

恐ろしい地獄絵が続くが、政府軍の優勢は間違いない。

現地からのメデイア報道はほぼ皆無に近い。

記者は命を落としている。

国連他の人道活動も銃火に追い出されて作業は不可能。

モスル市民に暫し地獄の業火の試練が続く。

バイロン

バノンのアメリカ [アメリカ州]

トランプを牛耳るホワイトハウス主任戦略顧問、バノン。

先週メデイアに公開された彼の言動。

・”現行規制を焚き火の薪のように撤廃、焼却する("the bonfire of regulations”)”

・”規制国家を壊して作り直す( “deconstruction of the administrative state”)”

・ ”一つの新規制につき二つの旧規制を無効とする”

彼の思想に沿ってトランプは次々と大統領命令を発する。

その例:

・諸クリーンエア、水に関する規制撤廃

銀行業務に関わる規制撤廃

・移民防止に民間の牢獄建設、経営禁止の反故

・不当競争を規制するFCC規制の撤廃

結果、株価が飛び跳ねているのは;

・エネルギー部門

金融部門

・防衛産業

逆に株価下落は大手スーパー

トランプの国境税なる新税で店頭に並ぶ品の価格が上昇する。

バノンは、トランプのメデイア戦争を指揮する。

米国主要メデイアは彼を蛇蝎の如く憎み、ハウスト伝説の悪魔メフィストフェレスに擬している。

バイロン

一人子政策の後遺症 [社会、文化]

中国の一人子政策は1979年に施行され一昨年に廃止されて1年半が過ぎた。

出生率の急速な収縮、人口の老齢化で、将来の経済力、国力の維持に危険信号が灯る。

突然舵を切り替え多産を奨励しても育児教育等の社会基盤が無い。

切り替えに膨大な公的資金の援助出動が要る。

惰性で快楽を追い育児を嫌う風潮も定着している。

それに、現実問題として出産可能な年齢層が群れをなして既にピークを超えている。

世銀の最新調査結果を見ると、1960年の出生率(crude birth rate。人口1000人当たりの出生児数)は21人だったのが2014年は12.1人。

中国にもう一つの厳しい課題が突きつけられる。

尚、世銀調査で、現在(2014年)世界最低の出生率は、イタリアと日本で8人。

バイロン

トランプの懐具合ー米国財政状況 [経済]

ワシントンポスト紙が詳細解説しているアメリカ財政の現状。
主要点;
・昨日時点でアメリカの公的債務総額は、19.9兆ドル。
・約三分の一の債務は政府コミット済みの社会保障諸費用。
・海外、企業、金融機関、個人等に負う所謂”公的債務”は14.4兆ドル。
・対GDP比、公的債務総額は77%。
 直近の債務増加曲線を辿れば今後10年で88.9%に達する。
 (リーマン直後本比率は52.3%だった。)
トランプ選挙戦中に公約の”巨大減税”、インフラ整備、軍備拡張に”巨大財政出動”を実行すれば公 的債務額は”爆発”しよう。
 トランプ諸政策無しでも、現状の債務比率維持には、今後10年に3.3兆ドルの支出削減が必  要。

バイロン


トランプと共和党の基盤 [アメリカ州]

昨日、トランプはConservative Political Action Conference (CPAC)の会合で演説。

 ・“the forgotten men and women of America”(忘れ去られてきた米国の市民)
 ・“These are hardworking, great, great Americans. These are unbelievable people who have not     been treated fairly. ”(彼らは偉大なアメリカ国民なのに正しく扱われてこなかった)
 ・the future of the Republican Party.(彼らこそ共和党の将来)
 と力説。

ここにこそ、”トランプポピュリズム”の”堅固な”レトリックの鍵がある。

主語を変えれば万国いたるところで、不満分子を丸呑みにし、兎にも角にも政権奪取が可能となるレトリックである。

バイロン

トランプのメデイア宣戦布告 [アメリカ州]

トランプホワイトハウスは非公開記者会見の場(テレヴィ放映無し。“gaggle,”と称される場)から、今後、
・CNN
ニューヨーク タイムズ
・ポリテイコ
・ロスアンゼルス タイムズ
・バズフイード
を締め出すと宣言。

トランプに反感を持つと見られた下記は、締め出しを逃れている。

ワシントン ポスト、CBS,NBC,ABC,WSJ、ブルンバーグ、タイム,AP

しかし、上記のタイム,APは他社の締め出しに抗議し同記者会見の場にでないと決定。

全米記者クラブ(National Press Club )は”表現の自由制限”、”非アメリカ的”と強烈に反発。

トランプの古風な戦術ー”分断して征服”ーに世界抜群を誇る表現社会、アメリカは如何に反応するか。

政治権力とメデイアとの闘争、現代史の新しくも大きな見もの。

トランプ劇場、お次の演目。

バイロン


救世主トランプーメキシコ大統領 [アメリカ州]

メキシコ ニエット大統領、自身の蓄財疑惑や、閣僚の汚職嫌疑、残虐な中南米移民対策の非難に叩かれ通し。

最新の世論調査で支持率は惨めな12%。

歴代大統領で最低の記録を更新。

来年の再選選挙には全く望みが無いひ弱な大統領だった。

そこに降ってわいたトランプショッック。

違法移民の強制送還だの、国境の壁の建設だの、また口を極めてメキシコ人を馬鹿にするトランプ

国内は、反米の機運が突発して激化の一途。

急速に対米弱腰のニエットの尻を叩き出すエネルギーが溜まりだした。

彼は遅まきながら対米親善、融和路線を、反転し、トランプに立ち向かう様子を見せだした。

対米弱腰が、致命傷になりかねなかった大統領、今度は”乱暴”トランプの”お陰”で、無数の失政から、”外敵”に国民の目を向けさせるチャンスが到来。

移民対策、在米メキシコ人の安全保障でトランプに立ち向かえ、,NAFTA通商条約の改定交渉を拒否しろ、と好戦的世論は沸き立つ。

ニエットに他の選択肢はもう無い。

トランプに立ち向かうのが彼の延命の唯つの鍵。

バイロン

マクロンの政策ーフランス大統領選 [欧州]

もう2ヶ月に迫ったフランス大統領選挙。

極右、ポピュリスト ルパン女史に対抗して有力候補とみなされる若きマクロン。

ようやく選挙公約を公開。

主要点;

・大統領5年間に、財政支出を現在レヴェルから600億ユーロ削減する。
・12万人の公務員を解雇する。
・環境に優しい、労働移動性の高い業種に500億ユーロ投資する。
・年間予算赤字はGDPの3%を越さない。
・企業に、就業時間、給与の決定権を与える。公的規制を廃する。
・新規起業者、自家営業者にも失業保険を与える。
法人税、個人所得税、総額200億ユーロの減税を行う。
 法人税は現行の33.3%を25%に引き下げる。
・富裕税は不動産税とし、投資利益には課税しない。

FT紙はこれ等を”北欧的経済、財政政策”と評している。

バイロン

トランプの放漫財財と利上げ [アメリカ州]

トランプが選挙戦で喧伝した法人税減税、大型減税、一方で巨大なインフラ整備支出の公約。

一方、アメリカ実態経済は好調で、失業率は下がり続け、企業業績も好調で、インフレ圧力も感じられ始めている。

オバマが残した諸経済政策の効果が顕現化している。

それに同調した米連銀の超緩和金融策、低利率の支えが効果を押し上げた。

トランプ、口先だけでなくいよいよ次期予算編成を実行する時間の壁にぶつかる。

選挙公約の大型減税や、インフラ整備に大規模な財政出動となると、既に破綻の連邦財政は一体どうなるのか。

具体的財政構想を示す時が来たが、彼は音無しの構えである。

既に与党共和党内にテイーパーテイー以外にもトランプの主張してきた極端な放漫財政に拒否感を示す分子が増えてきている。

極論をなすものは、トランプ政権は財政運営で極めて短期に退陣の破目に至ろうと予想するものまで出てきた。

連銀総裁イェーレンは”財政の不確実性”を注視すると来月にも予測される利上げに水を掛けた。

バイロン

強者の犯罪 [社会、文化]

医者の犯罪が目につきすぎる。

健康体には無用の職業

医者は体を壊した”弱者”がいて初めて成り立つ特殊職業である。

医者なる職業は常に”強者”の職業である。

強弱の傾きで”パワハラ”の危険が充満する職場である。

駐在経験あるイギリスオーストラリアでは、医者と患者の関係につき”弱い”患者の立場擁護から、”患者優位”の立場を制度的に構築して来ている。

患者に分からぬカルテはご法度である。

権威的な職位名は廃止(婦長の呼称は禁止)。

医者も看護婦も就任時に弱者、公益に私心なく尽くすとの誓言をさせられる。

即ち”患者が王様”である環境を作り上げてきた。

頻発する医療界の不祥事だが、彼らの犯罪は”強者の犯罪”だ。

倫理上の価値観を法定するには日本は既に堕落しすぎている。

せめて、医者の犯罪には刑法上量刑を重くする配慮が要る。

バイロン
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