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古い幽霊 [中東]

民主化の大波が北アフリカからアラビア湾を襲っている。

世間の目はアラブ社会の激変に釘づけである。

昨日のエルサレムのバス爆破事件。

中東の新しい変化の機運に、真っ向から水を差した。

どっこい、イスラエルーパレステイナの”古き”抗争は生きているのだ。

先月、パレステイナ暫定政府は国連安保理に訴え出た。

イスラエルが違法占領地西岸に入植者の家屋を建て続ける。

差し止めが必要だ。

訴えに、ただ一人反対し、拒否権を行使したのはアメリカだった。
オバマ大統領の最初の拒否権である。

イスラエルは、事もあろうに、力を得て、新たに”250軒”の新しい家屋の建設を行うと発表し、国際社会の非難を浴びている(アメリカは別)。

エルサレムの中心のバス停。一人が死んで多く傷ついた昨日のテロ。

犯行声明は出ていない。だが、いささかも進展しない”中東和平”、”和平への地図”、パレステイナ人の怒りと絶望は想像に難くない。

”古い”幽霊はまだまだ生きているのだ。

バイロン
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