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シリヤ和平交渉 [国際]

エゴの凝縮したシリヤ和平会議。

国連の仲介で今週からジュネーヴで辛うじて開始の運びとはなった。

アサッドの処遇、戦後体制、シーア スンニの妥協、ロシアとアメリカ、NATO関係,IS対策、その他その他問題はこれ以上あるまいと思われる難事業の始まり。

反アサッド連合はサウジ主導でスンニ一派17か国がその 名もおどろおどろしいHigher Negotiation Committee (HNC)なる連合を組んで出席。

国連の目標は取敢えず人道的視点からの休戦だが、成り行きは濃い霧の中。

バイロン

欧米税闘争 [国際]

課税権は不可侵の神聖な国権行為。

永く世界が黙認してきた歴史的認識。

だが、インターネットの世界が展開し、巨大企業が国境を越えて活動すると、税に関する認識が変わる事、歴史の必定か。

EU委員会は、昨年10月、フィアット社、スターバックス社のオランダ、ルクセンブルグにおける法人税が低すぎるとし、両国が不当に投資誘致の目的で税上の軽減を与えていると改善を求めた。

両国に”国権の神聖性”は認めない。

又先月は、EU各国のマクドナルド社への法人税課税状況に関し調査を開始。

EU委員会は、メンバー国が不当に”税の軽減で企業誘致”の不正競争を行っている容疑があるとする。

先週、アメリカ財務省は正式にEU委員会に抗議。

委員会が不当に”アメリカ企業を選別的に目標としている。”との抗議である。

スターバックス社、アップル社、アマゾン社、マクドナルド社、等々やり玉に挙げられていると抗議。

税論議は宗教論議に似て迂遠、且つ複雑で技術的。

これから欧米間の税戦争を予感させる。

バイロン

ロシアの”領空侵害”-ロシアの言い分 [中東]

トルコ政府、及びNATOは昨日ロシアの戦闘爆撃機SU-34がトルコ領空を侵害したと抗議。

駐トルコロシア大使を召喚し正式釈明を求めている。

欧米メデイアはロシアの11月の侵犯行為に次ぐ挑発行為だと非難一色だがロシア防衛省の反論は;

・トルコの領空監視システムは飛行物体の高度、方向、速度を判定できるが、飛行物体の機種、国籍は確定 できない。

・機種、国籍認識は、接近して目視による以外不可能。

・ロシア機はトルコ領空を侵犯しておらず、トルコ機の接近も記録されていない。

・接近の事実も無いのに、”英語とロシア語”で退去命令を発したとするトルコの主張は、事実無根のプロパガ ンダ。

バイロン

アメリカ対日欧 [経済]

先月の米連銀利上げで世界にドル高が進行して米経済に急ブレイキが掛かり第四四半期のGDP伸び率は年間換算0.7%まで落ちた。

事態を悪化させた米連銀の判断ミスが問われだしている。

日銀のマイナス金利政策は、世界経済への刺激剤として好感されている。

欧州中央銀行は、マイナス0.3%のネガテイヴ金利政策を2014から採用しており、今年3月には更なる刺激策を繰り出すと予測され、ユーロ圏以外の欧州各国中央銀行も同様方向に足並みが揃いそう。

アメリカ対日欧の金利戦争が始まった。

バイロン

デイベイトの非生産性 [アメリカ州]

アメリカの大統領選挙。

いよいよ佳境に入ってきた。

至る所でデイベイトが花盛り。

しかり、自説を強烈に主張するのは悪くない。

だが、行き過ぎが見えすぎる。

対抗議論を、聞かない。

斯様に”がなりあう”文化は、馬鹿げている。

グレコローマンの修辞学では対抗意見を十分聞くよう教えていた筈だ。

議論の生産性は、異論を評議し、一段高い知性に妥協、昇華する事で達成される。

"Americans are  noisy”と嘲笑して片づけるわけにはいかない。

怒鳴り合うだけでは、感情の怨念対立にしかたどり着けない。

バイロン


ミシガン フリントの鉛害 [アメリカ州]

アメリカの歪みの全てが濃縮されてここにある。

ミシガン州フリント市。

市民は信じられぬ高濃度の鉛を含む水道水を飲まされてきた。

州知事は知りながら全く手を打っていない。

NBCが火をつけた極貧の黒人の街。

連邦政府、議会も動き出したが州政府対応は、州の自治権を盾に介入を許さない非情な噴飯もの。

NBCのモダレイター レイチェル マドーは今や、全米にジャンヌダークのヒロインの趣である。

日本で半世紀前に悩んだ鉛害。

関心ある読者はオンラインで彼女のショーをご覧あれ。

バイロン

マレイシア スキャンダル [アジア]

スイス検察の動きに応じ、様々な影響が見える。

そのいくつか;

・疑惑の1MDBの金流は、シンガポールの銀行、なかんずくゴールドマンサックスが絡んでいる模様。
 担当のアジアオペ責任者が急遽シンガポールの任地を離れた。
 ゴールドマンは1MDB設立の実行補助者。

・マレイシア、汚職対策局は、検察のナジブ首相無違法性の決定に異議を唱えた。

 ナジブ首相は彼個人の銀行口座に払い込まれた米ドル6億8千万ドルを”サウヂ ロイヤル ファミリー”か  らの”個人的贈り物”で1MDBとは無関係と説明しており、検察はこれを認めて”違法性なしとした。
 
 これに対し、汚職対策局は、”個人的贈り物”の理由、また首相は後刻一部を”返却した”と説明するが、その 返済理由、 贈与及び返済の手続きの詳細を明確にすべきだとする。

・ナジブの前任者、元首相のマハテイールはシンガポール政庁に対し、アジア金融界の頂点にある
 シンガポールが掛かる違法金流を”疑いを持たず”黙認する姿勢を非難。
 シンガポールにも火が付いた。

バイロン

マレイシアに鉄槌か [アジア]

マレイシア開発基金、1MDBの資金窃盗疑惑。

本欄で報じたとおり、マレイシアの検察当局はナジブ首相の違法関与なし(約6億8千万米ドルの窃盗)と幕引きを図った。

基金は2009年に創設されナジブが管理委員会の長。

既に、捜査を続けていたスイスの検察は先週、同基金から40億ドルの資金がマレイシア、アブダビの高官に窃取されている証拠を掴んだと公表。

窃盗の仕組みは極めて複雑で巧妙、4件の投資案件に絡む。

スイス検察は正式にマレイシア検察当局に共同捜査の再開を要請した。

永く政財界を不透明な霧が覆うマレイシア。

そろそろおごりを捨て成長の潮時か。

バイロン


日銀マイナス金利と株価 [経済]

欧州中央銀行は3月に一層の金融緩和策に乗り出す姿勢を示している。

また、アメリカ連銀の利上げが国際金融市場に与えた混乱効果で、今四半期の再利上げの可能性は遠のいている。

そこに意表を突いた日銀のマイナス金利の決定。

主要通貨、なかんずくアジア通貨に対して円安が昂進。

欧州、日本と思い切った一層の金融緩和による経済刺激策が好感され株価は全国的に上向き。

また、アゼルバイジャンのケイスで見られるように、国際公的金融機関が産油国の金融支援に乗り出して市場の不安要素が和らいだ。

尚、外国メデイアに顔を出すエコノミスト連中は、昨今の金融資産評価が、油価か、為替か、それとも中国一国の経済状況に相関するのか、従来の評価基準は当てはまらず、一体何が評価の決め手になるのか、分からぬと匙を投げている。

プロにも不可解な世界に突入の様だ。

バイロン

ミスター ノヴァックと5% [経済]

ロシアのインタファックス ニュースは、石油相ノヴァック氏とのインタヴュー記事で;

 ・来月 ロシアはオペックと協議する。

 ・昨年の協議と同様、議題はロシアとオペックの協同原油生産カット。

 ・カット幅は昨年の協議と同じく5%。

この報道で昨日、原油先物価格は一挙に8%まで瞬間的に高騰したが終値は3%の上昇に終わった。


ロシアーオペック共同生産削減の問題点;

 ・アメリカのシェイルオイル生産が低油価で漸減している。
 
  サウジの過剰生産作戦が奏功しつつあるのに、サウジが生産カットに同意する筈が無い。

 ・イランの生産再開。
 
  オペックの生産制限に関しイランは、制裁時奪われた市場を、回復すると明言して居り、
  生産制限には同意しない。

 ・ロシアには、私営石油会社多く、国家の指令で、一斉に生産カットする事困難。

結局、ノヴァック氏発言は、サウジの反応を探るアドバルーンか。

バイロン

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