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英国EU離脱交渉の基本姿勢 [欧州]

英国メイ首相は追い詰められた。

彼女のEU離脱の基本姿勢が不鮮明にすぎる。

交渉はまだ入り口で進展は無い。

今週,首相はフローレンスで基本原則を明確にする。

修飾語を省いた下記三点を明確にしなくてはならない。

・英国は,EUに具体的に幾らの”離婚代”を支払う用意があるのか。
 リスボン条約の定めで2019年3月末で英国はEUとの関係を絶つ。
 それまでは,英国はEUメンバーとして会費(GDP規模によるEU予算への支払い義務)がある  筈。
 現執行中のEU予算は2020年年度まで継続する。

 英国が予算年度末より、2年前にー即ち,2019年3月に離脱しても,予算上の支払い義務は残る  筈。

 即ち,メイ首相はこれらの状況下で英国は幾らの支払い用意があるのか,明確にする必要がある。

・英国、EU双方に基本の合意が形成されている”経過期間”問題。

 2019年3月末に正式離脱と言ってところでその後の両者の関係のすべてを交渉で片付けることは絶 対に不可能。
 時間が無い。
 そのため同期限後数年の”経過期間”を持ち、徐々に両者の新関係を固めていく。
 問題は、その期間の長さ。
 メイは3年を主張するとみられるがEUはできるだけ短期がいいとする。
 また、この期間内の両者の関係を具体的に定める必要がある。

・離脱交渉期限、経過期間を過ぎ最終的に両者の新関係に移るが英国の”新関係”のヴィジョンが無  い。英国はEUとどんな付き合いをしたいのか。
 メイはこの重要視点につき、表明を要請される。

バイロン
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ドイツ総選挙ーメルケル楽勝か [欧州]

一週間後に迫ったドイツ総選挙。

政治研究所、権威ある世論調査機関Emnid による最終世論動向。

・メルケル首相率いるキリスト教民主同盟と同党の姉妹党、ババリア キリスト教社会同盟は、併せ て36%の支持率。連立与党の社会民主党は22%。メルケルの4選は確実。

・第三党に,50年来初めて右派、ポピュリスト党、”ドイツ他の選択党(afd-alternative for      Germany)”がのし上がっている。難民受け入れ反対一本槍のの単一案件党。支持率11%。

・緑の党他、多くの弱小左派政党は,僅差でafdを追う。

テロ、難民、ブリシット、トランプ旋風等で大揺れの欧州。

少なくともドイツメルケルの良識が安定材料となる。

バイロン

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スペイン カタロニア州の独立? [欧州]

来月1日を期してスペインのカタロニア州はスペインからの独立可否の住民投票を強行する。

マドリッド政府は投票は憲法違反だと断じ、選挙施行にかかわる費用は国費の窃盗として、州政府、傘下の数百の市町村政府を訴える。

また、国家警察をして物理的に投票所を閉鎖し、住民の投票行為を阻止する準備を強化している。

これに対し、市町村政府を代表してバルセロナ市長は国王、中央政府に対し、投票は国民の権利で国際法に準拠しているとし、選挙妨害こそ憲法違反と反抗。

中央政府の強権的介入にカタロニア州民は逆に激高して結束の勢いが見えだした。

バイロン
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迷い馬ージョンソンとブレシット [欧州]

英国メイ保守党政権はEU離脱交渉スタンスが定まらない。

また閣内不協和音が大きくなった。

とかくおしゃべりで趣旨一貫せずとてつもない大言壮語で、密かな嘲笑の的”迷い馬”ジョンソン外相。

新聞に投稿して,EUに払う”離婚補償"(EU予算コミットしている英国支払い分)は無い,とかEU諸国からの労働者受け入れは拒否するとか、離脱で苦しむのは英国でなくEUだと強気の太鼓をならし、メイ首相の”ソフト路線”に真っ向から逆らう。

おまけに国民保険制度改革を唱え、インフラ整備の遅れ、さらには教育制度の堕落と苦情、自分の外務省を超えた各省を強烈に批判。

与野党ともに、また仰天。

次の保守党全国大会で、メイ首相の座を狙うのかと、騒然。

バイロン




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舵取り不能の英国EU離脱交渉 [欧州]

英国のEU離脱の時刻が近づく。

だが、英国は今だに離脱後、一体如何なる関係をEUと持ちたいか議会も、国民も割れており、一部には離脱そのものを反故にしようとの動きさへ見える。

EUとの本格交渉は入り口で留まっている。

何をはじめに交渉するのか、双方で合意がない。

そもそも、リスボン協定50条に定めの離脱手続きだが、決して離脱を推奨する法理ではない。

離脱を遮り,EUの結束を深化させる補助条例である。

英国は誤解している。

EU離脱し、あたかも離脱していないかのように利点だけを抜き出して手にしようとする。

これは,EUそのものの破壊を目指すものでEU側が聞く耳を持たないのは当然である。

交渉は、時間との競争で英国は、”厳しい破断”の崖っぷちに歩いて行く。

合意無きまま、断裂の時限を超えたら決して思うようないいとこ取りは不可能だ。

EU側は黙って”時間の脅威”を英国に味あわせて居る。

交渉を急ぐ理由はない。

バイロン
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ポーランド司法改革の”違法性” [欧州]

ポーランドの”迷い馬カジンスキー”率いる法と正義の党、絶対多数を頼み、7月に司法全面改革法案を議会で成立させた。

三部分からなる新法、即ち、1)現在の最高裁判所判事の全員解任、2)法務大臣による、新任判事の選択、3)通常裁判所の判事の任期の設定を法務大臣に委ねる。

ソ連の桎梏から逃れて30年司法に改革の光がささず無行動、現代にそぐわぬ組織だとの批判から。

これに対し,EU委員会は、新法は司法権に関する行政、立法府の過剰侵害として、EUの基本法的構造に適応しないとし昨日以降一か月以内に新法を廃止、乃至改定を要求。

応じなければポーランドそのものを欧州最高裁判所に提訴する。

難民受け入れを巡りカジンスキーはとかくEU決定に楯突いて欧州の統一を乱す問題分子。

バイロン
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カタロニア スペインから独立? [欧州]

750万の住民、スペイン17の独立自治州のひとつカタロニア州。

数百年来、スペインの一部だが、言語も文化も、歴史もマドリッドのスペインとは違う。

経済的にスペインで最も繁栄している地方で、州の税分担につき、不当に負担が多いと従来からマドリッドの中央政府に不満が蓄積している。

州の自治権は徹底しており、州の”大統領”を持ち、州議会、行政組織も完備。

教育の州独自の施行、健康保険制度も独自、年金制度もそうだし、おまけに、中央政府とは別の独自の警察さへ持っている。

この州議会は昨日、新法律を通した。

10月1日に州の”国民投票”を挙行し、スペインから独立を求めるか、否かの、判断をする。

最低の投票率は決めず、多数決で、独立賛成が多ければ、48時間以内に自治政府はスペインからの独立を宣言する、とする新法。

これに対し、スペイン憲法裁判所は、即時、新法の施行の停止命令を発し”国民投票”は憲法違反との判断を下した。

カタロニア”大統領”は州の独立は国際法上認められた民族自決の原則に依っており、新法は合法でマドリッドとは、牢に繋がれても戦うと宣言。

マドリッドのラフォイ首相は、あらゆる手段で”国民投票”を阻止するとし、投票所の閉鎖、デモ鎮圧に国家警察を派遣すると宣言。

事態は一挙に過熱してきた。

最新のカタロニア州民意識調査では、独立派は意外に少なく40%を切っている。

バイロン
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2020年に1億人―フランスへの観光客 [欧州]

フランス外務省は、本年度のフランスへの観光客が8千9百万人になりそうだと公表。

昨年の6%増。

また、マクロン大統領は、長期目標、即ち2020年に1億人の観光客誘致を再確認。

ロシア、アジアの小国へのヴィザ取得の容易さ、ショッピングの為店舗の開店時間の拡大等に力を入れる。

世界の観光客誘致数ではトップのフランスだが、観光客が落とすカネではアメリカイギリス中国スペインの後塵を拝する(世銀調査、2016年実績)。

今年フランスの乗り出しは上々で、数多いテロ事件にも拘らずホテルの予約率が昨年より10%増えていると言う。

当面の競争相手はスペイン。

観光客数では2割がた多いが落とすカネは3割も少ない。

フランスは真剣に知恵を働かせようとしている。

これに比していつまでも重箱の隅をつつく役人主導の”小さい日本”。

積極的に国内外の民間企業の知恵を導入して、東洋のパリの東京を売り出すべきだ。

陽気で積極的な”違った”日本を演出すべき時だろう。

バイロン
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英国EU離脱交渉の危機 [欧州]

2019年3月には英国はEUから切り離される。

期限は明確だ。

切り離された英国とEUとの新しい関係はどうなるのか。

世紀の交渉は、これまで双方の主任交渉代表が2回顔合わせを行った。

三回目の交渉が今週月曜からブラッセルで始まった。

EU交渉担当者、ベルニエ氏は、昨日、記者団に素直に危機感を訴える。

曰く;

”英国の交渉姿勢が真剣さを欠く。

時計の針は容赦なく進む。

このままでは、離脱はその後の関係を一切決められずサドンデスの断絶となる。

EUと一切の合意を欠くその他大勢の世界の国と同格に落ち込む。”


交渉入り口で解決できぬのは、交渉順序である。

EUはまず英国の”離婚費用の合意”が必要とする。

これまでEUメンバーとしてコミットした金額を清算しなければ交渉は先に進まない。

これに対し英国交渉瀬委任者デイヴィス氏は,EUの交渉順序の主張は、柔軟性と、独創性に欠けると反論中。

双方とも断崖絶壁から奈落に落ち込む危機感が薄いようだ。

バイロン


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マクロンの新しいフランス [欧州]

誰もが気が付かなかった。

欧州を覆う暗い失業問題。

不活性の経済動向。

フランスの新大統領マクロン、舞台を明転させる鍵に気が付いた。

経済の沈滞を抜けて再生には、新規に企業を創造すればいい。

新規企業の立ち上げを後押しすればいい。

それには、新技術の発見とその後押しが必要だ。

先ずは情報産業で、これまでフランスはシリコンヴァレー、韓国台湾の情報企業の大展開に、腕をこまねいて傍観し後れを取ってきた。

新しいフランスの会社が産まれていない。

情報産業だけでなく一般に新規起業率が下がるばかりだ。

会社の数が減っている。

これでは国力としての一般製造技術も後退するのは当たり前だ。

これから、シリコンヴァレーをパリに造る。

若者の新規起業を後押しし、できた企業の成長も手を抜かず支援する。

マクロンの決意である。

本年全般6か月、フランスに内外投資が顕著、ドイツの投資額に並んできた。

バイロン
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