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Made in Paris <運転免許証> [連載ーMade in Paris]

ぐうたら娘は、今年1月7日に教習所の扉をたたいてから、3月31日筆記試験をパス。4月は教習所の都合で運転実習もなく、5月12日からいきなり路上で運転実習開始。初日は、ハンドルの持ちかた、部位の名前など説明を2時間延々と聞かされる事から始まる。数十時間の運転実習の末、教官がもうそろそろ良いだろうという内定が出れば、卒業試験が受けられる。教習所の慣れた車に乗り、教官の横で運転しながら郊外の試験場へ向かう。卒業試験は、この車に試験官が助手席に座り、教官は後部席に乗る。試験時間は、25分間。途中で、車の構造体について内部と外部の質問が1問づつ出題される。ブレーキオイルや、タイヤの状況から、ライトの役割など。縦列駐車などの操作も行う。かくして、ぐうたら娘の奮闘は、不合格を経て、3度目の正直で合格した。さて、免許証が送られて来るのがいつなのか判らない。郵便受けにこれほど期待かけた事はないであろう。届いたら国際免許証をゲットして、いよいよぐうたら娘は、1年間アメリカに行って語学を習う・・・予定である。舞

Made in Paris <パリの自動車教習所> [連載ーMade in Paris]

夫婦で経営の小さなAuto Ecole(オート・エコール=自動車教習所)に申し込み、ぐうたら娘は、教習所へ通う事になった。まずは、自宅で教習所専用のインターネットを利用して勉強をし、繰り返しテストをしながら学んでいく。慣れたら教習所へ行って講義を受ける事になる。専用ネットは、教官が裏で見張っているので、何をしたか判ってしまう仕組み。試験は40問中35問以上の正解で合格できる。ぐうたらママが、大昔受けた日本の試験は、確か100問中95問以上の正解で合格だった。それに比べたら楽勝ではないかと思うが、フランスでは、大半は定義で、丸暗記出来るが、残りは、ひっかけ問題があり、そう簡単には合格出来ないようである。ぐうたら娘は、なんとか、5~9のミスまでに落ち着いてきた。ミスが1~4になった時点で、本試験を受けさせて貰える。暗記が得意なぐうたら娘だが、なかなか手古摺っているようだ。舞

Made in Paris <ベビーシッター> [連載ーMade in Paris]

ぐうたら娘は、ベビーシッターの実務経験をしていくことになった。専門サイトに、モチベーションを書いたところ、沢山のオファーが来た。かくして、クレモンスちゃん(7歳)女の子のベビーシッター(仏語:Nounouヌーヌー)となり、早くも2ヵ月が過ぎた。ご家庭からも、クレモンスちゃんからも気に入られた様子。一般的なベビーシッターの時間割で、月曜と火曜の16h30-19h00、水曜は、08h30から19hの長時間。7歳なのに、
ちょっとした曲者らしい。フランス人は、子どもが大人の生活に合わせられるようにしつけ、一個人として扱う。我が子中心の生活をしてきたぐうたらママは、ここで失敗したと嘆く。恵まれた環境の中で育つクレモンスちゃんは、大きくなったらご両親のようにクレジットカードの「ゴールデンカード」を持つのが夢。ぐうたら娘は、貧乏ママに「それってなんのカード?」と聞く。「生涯絶対に持てないカードよ」と答える。「そっか」で納得。妖精と小悪魔が見え隠れするクレスモンスちゃんは、宿題を1個終わらせるたびに娘の手にマジックで落書きしていいかと頼む。宿題を終わらせる事は、ご家庭との約束なので、嫌ながら承諾。その日、スーパーで合流したぐうたら娘の手が、真っ黒になっていた。いつだったか、髪と足がびしょ濡れで帰宅。宿題後のお風呂も面倒みなくてはならない。攻撃後の勲章だとぐうたらママに見せびらかす。ベビーシッターは、子供のうるさい時に冷静を保つ事、子供にやる気を持たせる事、教訓となり、いつか子供を持った時の予備訓練にもなっていいのかも、とぐうたらママは思った。

Made in Paris <人生の方向転換> [連載ーMade in Paris]

ぐうたら娘は、今年になって、人生の方向転換をした。中学からの医者の夢をあきらめて、新たなる方向へ向かう決心をした。これからの10年間毎日、大学と図書館と家の往復で1日が終わってしまう事は、覚悟していたが、実際その生活に浸ってみると、顔色が青白くなり、やる気も失せて、自分の為を考えて進路を改めるほかなかったようだ。10年後は、病院で働く事になるのか、診察所を起業しないとならないのか、アルバイトをする時間もないので、生活は貧乏ママに頼るしかない、でもこれは流石に無理だろうと諦めたようだ。どんな職でも語学のできる人が優先となる。そして免許証も必要だ。このままでは、20代のうちに取得出来そうもない。色々模索した結果、意外な方法にたどり着いた。Au pair (オーペール)制度がある事に目をつけた。ベビーシッターをしながら語学学校又は大学に通って、語学を習う制度である。食住は、受け入れ家庭が用意してくれて、ベビーシッター代としてお小遣いをもらえる。この秋、1年間アメリカヘ出発希望で、inscriptionを済ませた。米語習得後の進路も決めているようだ。秋までに、ベビーシッターの資格と免許証の習得に努めなければならない。若い子には旅させたい。もっと、外の世界に出して自力で物事を解決でき、受容的な優しさを持った大人になって貰いたいとぐうたらママは、思う。舞

Made in Paris <ノエルの時期> [連載ーMade in Paris]

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今年もノエルの時期がやってきた。ぐうたら親子はまたまた真逆の精神状態。ぐうたら娘は、12月中旬にある試験の前なのでカリカリ状態。ちょっとでも話しかけようものなら近づくなオーラーでバリアを出してくる。仏の大学1年生にある特有のノリである。これはなんなのか、そこに居て、居ないような浮遊霊の感じであろうか。でもたまに、生存が確認出来る。冷蔵庫にある食べ物を見るとかじってあったり、飲物が減っていたり。。。11月21日(月)は、シャンゼリゼ通りのイリュミネーションがついた。18時のはずが、案の定遅れて18時40分頃についた。その瞬間を見届ける為、頑張って待っていたが諦めて食べ歩きをしに行った直後に点灯したらしい。来年1月10日まで夜は賑やかだ。今年のパリ&郊外のクリスマスマーケットは、6カ所で行われる。ぐうたらママは、シャンゼリゼ通りのクリスマス・マーケットへ行き、スペイン菓子のチュロスや、アルザス地方料理のシュークルートや、焼栗を口一杯に頬張って、ご満悦。昨年は、テロ影響で出かけるのを控えたので、今回は思いっきり楽しんでいる。娘に買ったお土産のホワイトチョコに包まれたリンゴは、いつの間にか消えてリンゴの芯だけ残っていた。舞


<journée sans voiture カーフリーデー (自動車なしの日) > [連載ーMade in Paris]

IMG_0641 2016 SEP 25 CHAMPS - Copy.JPG昨年9月に続く2回目で、大気汚染対策の一環で、9月25日(日)は、パリ市内の半分の地域を車乗り入れ禁止地区とした。昨年を上回る650キロ超の通りが対象になった。「journée sans voiture・ カーフリーデー(自動車なしの日)」。時間帯は11時から18時迄、ローカルバスやタクシー、救急車等の緊急車両以外は原則禁止となった。シャンゼリゼ通りや、市庁舎近く、エッフェル塔付近など色々なイベントが行われた。この日、環境汚染の大きな要因となっている二酸化窒素(NO₂)が、20〜35%減少された事を観察したらしい。滅多に見れない角度から町並みを楽しめることが出来た満足感に浸る。舞

Made in Paris <夏休み> [連載ーMade in Paris]

今年の夏は、台風が連続で押し寄せてくる前の涼しい頃に日本を楽しめた。とてもタイミングが良かった。蓼科高原のクレオパトラ、パテイー様にぐうたら親子もまたまたデレデレ。今回は、ぐうたら娘による恒例のギュッと抱きしめに無抵抗であった。力では太刀打ち出来ないので堪忍し、やらせっぱなしにして早く終わるのを待つしかないと思ったのは、さすがはパテイー様だと、ぐうたらママは感心して見ていた。来年も素敵なレイデイーに又会いたい。洋服店が並ぶショッピングモール。ぐうたら娘の目が光る、血が騒ぐ、感情が高ぶる、スイッチが入る。その間ぐうたらママは、雑貨コーナーをゆっくり楽しむ。利便性のあるものが沢山あって楽しい。街角では、毎度の事ではあるが、自動販売機を楽しむぐうたら親子。冷えている飲物がいつでもどこでも、しかも安く手に入る。世界どこでも同じと思っていたが、ファースト・フードのネタも多く、日本にしかない商品ばかりで、頻繁に新発売の商品を出しているところは、のんびりフランスとは違うかもしれない。前世代・新世代問わず必ず楽しめる味に出会え、食感なども大切に考慮していく研究心が素晴らしいと思った。駅構内にあるどこのトイレも、とても綺麗。場所によってはデザイン性を兼ねてるところもあり、無料なので感謝・感激。各街によって顔と言うものがあるらしく、それが漫画チックなキャラクターで表現されているのも珍しい。都内の駅付近は賑やかで、綺麗な建物やショッピングモールが連なっている。例え間違って降りてしまった街でもひととおり欲しい物が全部揃う感じであろうか。久しぶりに都会に出た感じがした。舞

Made in Paris <ザ・適当工事大国のフランス> [連載ーMade in Paris]

ザ・適当工事大国のフランスで、家の内装工事をやることを決心した。シャワー室を玄関の空いてるスペースに造ってもらった。ついでに玄関全体の壁、床、そしてぐうたら娘の部屋の壁、床も一新した。2週間かかった。責任者が自分で書いた図面を渡してくれ、こんな風になるよと言ってくれたので、比較的お客思いだなと安心していた。しかしながら最初の1週間は、動きが鈍く進展ないので、さすがにメールと電話で連絡を取ったが、やはりスローペース。床張りに時間をかけ、二週間目に入ってから壁のペンキを手掛け、シャワー室の新たな壁、シャワーの下部分や、鏡、照明器具などがやっと出来上がった。当初の10日間の予定がさらに4日間延長されたが、こんなことは日常茶飯事。最後の3日間で、いつの間にか指示した通りにタオルかけのような器具もつけられていた。3人が1日中頑張れば早く終わるだろうと思い、よくよく聞いてみれば、3件同時に受持ってやっているのだとか。ありえない工事の過程としては、壁をこすることを時間がかかるという事で非常に嫌がり、BAと言う下地の石こうボードをどこへでも張り付ける事。ぐうたら娘の部屋は、このボードを四方八方に貼られたせいで、今までのダブルベットが置けなくなったのでシングルベットに交換せざる負えなくなった。ぐうたら娘は新しいベットで狭いが単純に喜んでいる。メリットは、冬暖かいのと隣の音が聞こえない事か。夏のバカンスが終わった後にトイレの工事が始まる予定で、又家中が埃まみれになるが、これもくぐらなくてはならない関門と思い、綺麗になる日を楽しみにしたいと思います。舞

Made in Paris <ぐうたら娘が大学生> [連載ーMade in Paris]

ぐうたら娘の大学受験の為、ぐうたらママは、今年最初からずっと息を止めるくらい静かにしていた。絶対に邪魔してはならぬ暗黙の了解は・・・なかったが、こんなに娘に気を使った事は今までになかった。楽観的なぐうたら娘と悲観的なぐうたらママ。いつもながら、対照的。物凄い集中力で勉強していたかと思えば、翌日は、パーテイーへ逃げ込んでいたそんな毎日。適度に勉強し、適度に遊んでいたぐうたら娘。ストレスもプレッシャーも半分くらいあったらしい。あとの半分はぐうたらママが背負った事は、分かってくれないだろう。
かくして、ぐうたら娘は無事に希望大学に合格した。バカロレアは高校卒業資格と大学入学資格を兼ねる
5日間の全国共通国家試験。受験科目はとても多いように思える。1日目:哲学(8hから4時間)、2日目:地理&歴史(8hから3時間)&第1外国語(14hから3時間)、3日目:数学(8hから4時間)、4日目:物理・化学(8hから3時間半)&第2外国語(14hから2時間)、5日目:生物&地球科学(14hから3時間半)。体育は今年5月頃に試験終え、国語(フランス語)の試験は、高校2年生のときに受験し終わっていた。又次なる世界が広がった。1人で地方へも行けるようになった。カフェでカフェを飲むようにもなった。もう口出し出来ないのが悔しい。思いっきり羽ばたいて行って欲しい。舞

Made in Paris < ぐうたら娘の誕生会 > [連載ーMade in Paris]

anniversaire IMG_0161 (2) - Copy.JPGぐうたら娘の誕生会を家でやる為に、9人の女子(18歳~20歳)を招待した。前回女子会を家でやった時には、スマホがホストであったのと、非常に静かな感じで終わったのに対して、今回はギュウギュウ詰めのサロンで、誰かが持ってきた小さなスピーカーから奏でる音が強く、前半はデイスコテック。後半イントロ当クイズで盛上った。アパートの住民もクレームに来なかったし、条件の1つである靴を脱いでくれたので、ぐうたらママも一応は納得。メンバーの1人(幹事)が、これまでの準備をしっかり行い、プレゼントも娘の好きな物を事前調査していた。皆一生懸命に誕生会を盛り上げてくれたのは、嬉しい。フランス人は、一心一体になると本当に見ていて気持ち良い。普段は、連帯意識があまりないように感じ、孤立しており、考えが平行線をたどるのが常である。自身の価値観をしっかり持っており、例え意見が食い違っても絶対に自分の意見を捻じ曲げないが、こういう日は、一致団結しているので特に奇抜な意見を出す子はいない。ぐうたら娘は、自分を励まして止まない見えざる力の存在、友の存在を改めて有難く感じとったに違いない。舞
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