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連載ー英国EU離脱交渉 ブログトップ
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ガタピシ交渉 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国に課せられるEU離脱の金銭的負担。

交渉は始まって先ずは,英国のEU分担金の中に含まれてきた”りベイト”問題が表面に出てきた。保守党サッチャー首相の”勲章”とされるリベイト。
GDP比率によるEU予算の分担金より,英国は特別にEUの農業支援政策に、多く資金拠出していると主張し,基本のGDP比率支払いより負担が多すぎると主張。

リベイト(払戻金)を確保。

その実、EU農業支援金は,英国の農地保有者にも支払われ,特に大地主の女王まで”農業支援金”を受領している”漫画テイック”な現実がある。

かねてより,EU側には不快感の貯まる”リベイト”問題。

早速交渉の目玉となっている。

また、英国とEU,陸続きは一カ所だけ,北アイルランドとアイルランド

自由にモノ人が行き来していた陸続き。

離脱後、入出国管理を如何するのか。

また、英国に居住のEU市民の親族の英国入国、居住権を如何するのか。

始まったばかりの交渉、初手から難題が吹き出して,進展は”全くない”。

バイロン

行く先見えぬ交渉開始 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国EU離脱交渉が本格的に始まった。

昨日英国から98名の交渉団がブラッセルに入った。

迎え打つEU側は約50名の交渉団。

双方のリーダー デイヴィスとバルニエは短い会合。

双方は、離脱後の市民権、離脱による英国の支払い義務、を主に、個別交渉に入る。

今後の大きな流れとして合意されているのは、双方交渉の進展を10月末に双方サミットで評価し、結果が良ければ、離脱後の相互経済的関係の交渉に入る。

実質的交渉の開始だが、デイヴィスは数十分のブラッセル滞在でロンドンにとんぼ返り。

EUサイドに不真面目だとの非難が沸いている。

また英国議会では野党労働党が、メイ内閣には交渉に応じる準備不足だと非難。

政争に持ち込む動きを見せている。

バイロン

英国EU離脱交渉開始か [連載ー英国EU離脱交渉]

再来年の3月には英国は正式にEUから分離離脱する。離脱条件、離脱後の新関係に関する正式交渉が来週から始まる。

EU側は交渉準備がなって、先ずは、英国の離脱に際してEUに対する財政的責務の確定(いわゆる離縁金の支払い)を求めていた。

これに対し、メイ首相もとかく乱暴なジョンソン外相も”払う根拠が無い”と頑固な態度を示してきたが今週、閣内に”必要なものは支払うべき”だとの合意がなった様子で来週の正式交渉の開始が可能となった。

金額、理由付けにつき神学論争的やり取りが繰り返されよう。

最高の支払金額が1000億ユーロにも及びそうな困難な交渉の開始である。

バイロン

EU予算とブレシット [連載ー英国EU離脱交渉]

EU予算は各メンバー国のGDP約1%の支払い,EU内部の消費税の一部、域外との関税収入で賄われている。

支出は,長期予算(7年間。2013年から2020年まで)に従いなされる。

離脱する英国だが,EU予算上収入の12%の負担をしてきた。

離脱でこの大きな収入源が消える

従来、支出の二大柱は農業補助金と,地域開発助成金。

最近は,これに,環境対策、テロ対策、エネルギー共同政策の行政要請が強まり,支出はうなぎ登り。

英国の拠金が消えるとEU予算も抜本的な思想の改変が必要となる。

離脱交渉の入り口は,英国の"離婚代"の合意である。

離脱後はともかく,離脱前はコミット済みの支出を行わねばならない。

その額の策定が難題である。

交渉は秋口から始まる。

バイロン

住民権利 [連載ー英国EU離脱交渉]

昨日,英国メイ首相はEUサミットに出席。

EU離脱に関する最初の提案を行った。

現在英国にEU市民が300万人住む。

彼らの離脱後の権利義務に付き首相は下記提案;

・2019年離脱確定時点で英国に居住するEU市民は,英国民と同様の権利義務を保つ。

・居住家族内に違法移住者がいても、家族を破壊して迄の国外退去は行わない。

・今後離脱までの間、居住希望者には、手続きを簡素化する。

・離脱後の居住者の法的保護は英国法で十分と考えるので、EU裁判所による容喙は認めない。

これにて正式交渉の端緒が開かれた。

なお反対に,英国人100万人がEUに住む。

EUからの処遇提案はこれからとなる。

バイロン

メイ新内閣の船出 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国メイ保守党新政府の船出。

目論見がもろに外れて保守党は絶対多数どころか下院の過半数の議席を失ってしまった。

メイ必死の多数派工作は北アイルランドの札付き右派、民主統一党の抱き込み。

しかし,同党はメイから最大限の対価を得ようと容易に連立に賛成していない。

閣内から、財務長官が、メイの主張する"ハード離脱"ー即ち,EUとは移民、法的制約につき完全に独自路線を追うーは間違いだと反旗を翻す。

最重要は経済関係を良好に築くことで、そのためメイの一番の主張である移民数の制限は放棄し,先ずは犠牲を覚悟で単一市場にとどまるべきだと言い出している。

保守党を割りかねない"ソフト離脱”の提案だ。

野党、労働党のコービー党首は、総選挙でメイが惨敗したことを執拗に突き、メイの退陣を要求し続ける。

といって,メイに選択肢は残っていない。

もう一度、議会解散、総選挙の繰り返しのオプションは,取れない。

世論調査では、再選強で労働党の勝利が確実。

メイの立場は苦しく厳しい。

彼女の施政演説(女王代読)は現地本日。

バイロン

最初のハードル [連載ー英国EU離脱交渉]

英国のEU離脱交渉が始まった。

この時点で懸念される問題点は;

・交渉順序が決まった。
 英国が望んだ通商関係のネゴを優先する案は葬られた。
 肝心の通商関係は、英国のEUへの債務確定,EU市民の英国での権利確定の後に交渉となる。
 前段の交渉項目が未解決のまま通商関係が不安定のままに晒される。
 現実的な交渉といえるか。

・北アイルランド問題。
 英国に属する北アイルランド。
 アイルランドとは地続きで日々従来どおりの商活動,人の行き来が続く。
 この現実から,離脱後のアイルランドとの関係について別途早めに交渉の必要がある。
 本交渉、さらには英国内スコットランドの政治的動きにも影響を及ぼす可能性がある。

・離脱の交渉期限は2019年の3月末。
 交渉結果を27のEUメンバーが承認,批准する時間が要る。
 そのため交渉を2018年11月迄と区切った。
 交渉の時間が極めてタイトである。

・離脱に関し、改訂乃至廃止を要する協定が729ある。
 現実的に解決する時間があるか。

・交渉不調の場合の対応策をどうするのか。

バイロン

歴史的交渉開始 [連載ー英国EU離脱交渉]

昨日,ブラッセルEU委員会本部で英国EU離脱の正式交渉が開始された。

EU主任交渉者はバルニエ元仏財務相、英国は離脱省長官デイヴィス

初日の交渉で下記が決定;

・議事順位を1)英国のEUへの債務額の確定、2)英国,EUに在住のEU、英国市民の権利義務確定、とす る。

・月に一度一週間定期交渉。

 交渉団を三班に分けて1)英国債務問題、2)市民権問題、3)その他の法的問題に分けて交渉。

バイロン

ハード離脱は無理 [連載ー英国EU離脱交渉]

メイ首相の賭けは失敗した。

敗北の意味するところは彼女の1)EUからの移民制限,2)EUからの法的自立の奪還、なる二つの"ハード離脱"姿勢が国民から拒絶されたこと。

閣内も国民もまとめられず首相はEUとの約束通り19日より離脱交渉を始めなくてはならない。

交渉の行へは誰にも予測できない。

バイロン

ユーロ精算業務 ロンドンから取り上げ [連載ー英国EU離脱交渉]

EU委員会は具体的に英国のEU離脱に向けた金融機関対策検討を開始。

EU離脱後、現在ロンドンに操業する金融機関がユーロ建ての証券類、デリバテイヴの精算業務を行うことに疑問がある。

現時点で一日あたり米ドル9000億ドルにも及ぶユーロ金融手段の精算業務、在ロンドンの金融機関には最大のサーヴィス料の稼ぎ口となっている。

英国がEU離脱すると,彼らの業務の監督は現行のEU裁判所,EU諸規則からも離脱する。

そもそも、英国はユーロ圏にも参加していない。

その上EU離脱後も継続して英国ルールでユーロ精算を行うこと、EU27カ国にとり看過できない事態。

EU委員会は、改めて,ユーロの精算業務をロンドンからパリその他のEU内金融機関へ移動させる、乃至,ロンドンを始めEU以外の国にユーロ精算業務を任せるなら如何なる監視、監督の新規則が必要か,具体的検討を開始した。

バイロン
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