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連載ー英国EU離脱交渉 ブログトップ
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遂に腰を上げたかメイ首相 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国のEU離脱交渉。

遂に真剣に動きだしたか。

月末までに、メイ英国首相は、続けてUE理事会タスク議長,EU委員会ユンカー委員長との会議をセットし終えた。

来月13日に予定のEUサミットに向けて離脱条件に付き真剣な交渉に入るとする。

焦点は二つ。

1)に英国の離脱に際し支払い義務のある”離婚料”。これは”出せ“、”イヤだ”のぶつかり合い。

2)EUとは唯一陸続きの英国北アイルランドとEUメンバーであるアイルランドの関係。
 当面至近の通商関係を決める必要がある.現在両者は同一国のごとく通商関係がなめらかだが、英 国離脱で新しい関係に入る。通関、防疫審査,新関税率の適応、等どうしたらよいか。EUにとり今 後の離脱国対応に前例となるので慎重な対応。

これら二大課題につき,メイ首相から具体的提案が出そう。

バイロン

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最悪に備えようーオランダ議会 [連載ー英国EU離脱交渉]

オランダ議会は政府に対し、2019年3月末日時点で英国とEU間の新しい政経全般にわたる離脱後の関係が不明確で、”ゼロ合意”のまま、両者関係が突如断絶する危険に備えて”コンテインジェンシープラン(第二次案)”を至急立案せよと要求。

交渉の手順に関し、英国の出方をうかがい時間を失うのは危険だとして、英国抜きの27か国で、同様、”ゼロ合意”の危機に対処する第二次案の討議に入るよう主張した。

議会討議では、英国が”離婚費用”-これまでEUにコミット済みないし義務の残る支払金ーの過多ばかり問題として、全体の交渉に不真面目だとした強烈な非難も声も上がっている。

また、”セロ合意”の難局に従来の様に、ドイツとフランスが何とか解決してくれようとの期待感を持ってはならないとの声も出ている。

これまで英国支援の最右翼だったオランダが、徐々に忍耐力を失ってきた。

バイロン
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火事場の混乱―ブレシット [連載ー英国EU離脱交渉]

英国のEU離脱。

尻は切られている。

2019年3月末に離脱となる。

離脱条件、離脱後の両者の関係を交渉し合意する時間が少なすぎる。

両者の新関係はEU27カ国全員一致の合意が必要で各国の議会承認手続きが必要なところもあり最終交渉は期限の6か月前、即ち来年の9月末までに終結の要がある。

もう1年を切った。

この期に及んで、踏ん切りの弱い英国議会で、またもや神学論に近い論議が続く。

議員の多くがメイ内閣とEUとの離脱交渉の最終結論につき、英国議会の承認を必要とすると主張している。(本欄で報じた離脱後2年間の経過期間の諸条件についても)

このハードルが作られると,EU側は真面目でまっとうな交渉は不可能だ。

交渉相手のメイ首相の立場が議会と違う危険があればEU側は真剣な交渉に着くはずが無い。

折角の合意が議会に拒否される危険がある。

双方、時間切れの絶壁に歩んでいるかのようだ。

バイロン
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先ず払う物を払え-EU硬化 [連載ー英国EU離脱交渉]

今月のEUサミット。

EU理事会の提案するサミット討議方向がFT紙に漏れた。

先の英国抜きの27カ国外相会議の結論を尊重して最初に解決すべきは,英国の離脱に関する金銭的負担の合意だとする結論に導く。

”先ず,払う物は払え”の原則。

諸方から漏れて来るのは金目となると英国の煮え切らない姿勢。

”払う物を払わぬ姿勢”にEU交渉責任者バルニエ氏も怒りを表している。

英国側は 離脱交渉は先ず離脱後2年間の経過期間中、通商関係を如何するのか合意し,しかる後に英国は,離脱に関わる支払い額を交渉すると主張を繰り返している。

交渉時間が無い。

双方危険なサドンデスの”ハード離脱の崖”に歩む。

バイロン
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EU27 ハード離脱への道 [連載ー英国EU離脱交渉]

先週 英国の離脱交渉に関する英国を除いたEU27カ国外相会議。

英国の要求を拒絶する方針を採用した。

英国は,急激な変化を避けるために2019年の離脱後2年間の経過期間を設け,交渉順序として経過期間中のEUと英国の関係を先ず定め,しかる後に英国の離脱に関わるすべての財政負担額を決めようと,提案してきた。

所謂,離婚後の関係を先に決めてしかる後に”離婚費用”を決める順序である。

これに対し外相会議は”先ず離婚費用の合意が先”と英国の提案を拒否した。

外相会議の見解は今月サミットで討議され、採用されれば離脱交渉は交渉順序の初歩から合意されねばならず深刻な遅れが懸念され,2019年3月には”何も決まらず断絶”のハード シナリオとなる恐れがある。

バイロン


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メイ首相EU離脱交渉の基本線 [連載ー英国EU離脱交渉]

昨日英国メイ首相は,ようやくEU離脱交渉に臨む基本姿勢を公表した。

国際政治経済に大変動をもたらす離脱交渉に望む英国のスタンス。

欧州筋では概ね、好感されている提案だがその主旨;

・英国は2019年3月末をしてEUを離脱するが2021年3月末まで現在のEUとの諸関係をそのまま維持 する。(いわゆる”経過期間”の提案で,2年とする。2019年3月に一挙に関係を切断すると双方    に"cliff- edge exit (崖から突然墜落する)衝撃”が強すぎる。緩衝期間を2年とする)

・"経過期間"の2年間、英国はEU予算にあたかも離脱無きごとく、取りあえず200億ユーロを支払う。 ただし,この金額は最終的に合意される"離婚代"の"一部前払い”とする。(EU側には,英国の支払い責 務額は600億ユーロと主張する動きあり。)

・”経過期間"中、英国はEU意思決定に一切の投票権を持たない。
 その上,この期間,EU規則にすべて従う。


取り合えずの口開けだが,問題は重要すぎる。

一般にこれで交渉の具体的糸口ができたと好感する向きは多いようだが,当然のように批判,反論が沸き起こっている。

EUの交渉担当官バルニエ氏は至急メイ提案の精査に入ると宣言。

バイロン

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ガタピシ交渉 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国に課せられるEU離脱の金銭的負担。

交渉は始まって先ずは,英国のEU分担金の中に含まれてきた”りベイト”問題が表面に出てきた。保守党サッチャー首相の”勲章”とされるリベイト。
GDP比率によるEU予算の分担金より,英国は特別にEUの農業支援政策に、多く資金拠出していると主張し,基本のGDP比率支払いより負担が多すぎると主張。

リベイト(払戻金)を確保。

その実、EU農業支援金は,英国の農地保有者にも支払われ,特に大地主の女王まで”農業支援金”を受領している”漫画テイック”な現実がある。

かねてより,EU側には不快感の貯まる”リベイト”問題。

早速交渉の目玉となっている。

また、英国とEU,陸続きは一カ所だけ,北アイルランドとアイルランド。

自由にモノ人が行き来していた陸続き。

離脱後、入出国管理を如何するのか。

また、英国に居住のEU市民の親族の英国入国、居住権を如何するのか。

始まったばかりの交渉、初手から難題が吹き出して,進展は”全くない”。

バイロン

行く先見えぬ交渉開始 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国EU離脱交渉が本格的に始まった。

昨日英国から98名の交渉団がブラッセルに入った。

迎え打つEU側は約50名の交渉団。

双方のリーダー デイヴィスとバルニエは短い会合。

双方は、離脱後の市民権、離脱による英国の支払い義務、を主に、個別交渉に入る。

今後の大きな流れとして合意されているのは、双方交渉の進展を10月末に双方サミットで評価し、結果が良ければ、離脱後の相互経済的関係の交渉に入る。

実質的交渉の開始だが、デイヴィスは数十分のブラッセル滞在でロンドンにとんぼ返り。

EUサイドに不真面目だとの非難が沸いている。

また英国議会では野党労働党が、メイ内閣には交渉に応じる準備不足だと非難。

政争に持ち込む動きを見せている。

バイロン

英国EU離脱交渉開始か [連載ー英国EU離脱交渉]

再来年の3月には英国は正式にEUから分離離脱する。離脱条件、離脱後の新関係に関する正式交渉が来週から始まる。

EU側は交渉準備がなって、先ずは、英国の離脱に際してEUに対する財政的責務の確定(いわゆる離縁金の支払い)を求めていた。

これに対し、メイ首相もとかく乱暴なジョンソン外相も”払う根拠が無い”と頑固な態度を示してきたが今週、閣内に”必要なものは支払うべき”だとの合意がなった様子で来週の正式交渉の開始が可能となった。

金額、理由付けにつき神学論争的やり取りが繰り返されよう。

最高の支払金額が1000億ユーロにも及びそうな困難な交渉の開始である。

バイロン

EU予算とブレシット [連載ー英国EU離脱交渉]

EU予算は各メンバー国のGDP約1%の支払い,EU内部の消費税の一部、域外との関税収入で賄われている。

支出は,長期予算(7年間。2013年から2020年まで)に従いなされる。

離脱する英国だが,EU予算上収入の12%の負担をしてきた。

離脱でこの大きな収入源が消える。

従来、支出の二大柱は農業補助金と,地域開発助成金。

最近は,これに,環境対策、テロ対策、エネルギー共同政策の行政要請が強まり,支出はうなぎ登り。

英国の拠金が消えるとEU予算も抜本的な思想の改変が必要となる。

離脱交渉の入り口は,英国の"離婚代"の合意である。

離脱後はともかく,離脱前はコミット済みの支出を行わねばならない。

その額の策定が難題である。

交渉は秋口から始まる。

バイロン
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