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マクロンの心意気と懐具合 [欧州]

フランス新鋭大統領、マクロン。

節度ある財政を約し、政府支出の大幅削減に取り組む。

その意気や良し、しかしフランスの公的財務事情は、意外に貧弱。

EU事務局の試算では、本年度予算上赤字をGDPの3%以下に抑えるEU財政規律を守れそうの無い筆頭にフランスを上げる。

マクロンは、先ずは軍事費の大幅切り捨てを決定。

これに反抗して先週、軍最高司令官、ドウヴィエ将軍が辞任してしまった。

また、教員数、給与の切込みの動きに、関連教師組合が反乱の蠢動開始。

また全国市長会は、地方補助金の切り捨てに備え新大統領に反抗の構えを取り始めている。

マクロンはその上徹底したフランス式労働慣行の改定=要はもっと働け=のメッセイジを振り回す。

心意気はいいが、染みついた甘えすぎの精神を正すのは大変です。

バイロン

ガタピシ交渉 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国に課せられるEU離脱の金銭的負担。

交渉は始まって先ずは,英国のEU分担金の中に含まれてきた”りベイト”問題が表面に出てきた。保守党サッチャー首相の”勲章”とされるリベイト。
GDP比率によるEU予算の分担金より,英国は特別にEUの農業支援政策に、多く資金拠出していると主張し,基本のGDP比率支払いより負担が多すぎると主張。

リベイト(払戻金)を確保。

その実、EU農業支援金は,英国の農地保有者にも支払われ,特に大地主の女王まで”農業支援金”を受領している”漫画テイック”な現実がある。

かねてより,EU側には不快感の貯まる”リベイト”問題。

早速交渉の目玉となっている。

また、英国とEU,陸続きは一カ所だけ,北アイルランドとアイルランド

自由にモノ人が行き来していた陸続き。

離脱後、入出国管理を如何するのか。

また、英国に居住のEU市民の親族の英国入国、居住権を如何するのか。

始まったばかりの交渉、初手から難題が吹き出して,進展は”全くない”。

バイロン

トランプケアー廃案に [アメリカ州]

昨日、アメリカ上院で、懸案のオバマケアーなる国民皆保険方式を全面的に改廃せんとするトランプの対抗議案が,与党共和党内部からの反対、脱藩者がさらに出て採決に至らず,流された。

これにて,トランプ選挙戦、最大の公約が,与党多数の議会の支持無く廃案となる。

トランプは長男が不見識にも選挙戦中,トランプ抵抗馬、クリントを貶めようとロシアのスパイもどきと接触した事が露呈。

国を売る売国奴の汚名さえ負いかねない展開。

もうどうにもならないトランプである。

バイロン

行く先見えぬ交渉開始 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国EU離脱交渉が本格的に始まった。

昨日英国から98名の交渉団がブラッセルに入った。

迎え打つEU側は約50名の交渉団。

双方のリーダー デイヴィスとバルニエは短い会合。

双方は、離脱後の市民権、離脱による英国の支払い義務、を主に、個別交渉に入る。

今後の大きな流れとして合意されているのは、双方交渉の進展を10月末に双方サミットで評価し、結果が良ければ、離脱後の相互経済的関係の交渉に入る。

実質的交渉の開始だが、デイヴィスは数十分のブラッセル滞在でロンドンにとんぼ返り。

EUサイドに不真面目だとの非難が沸いている。

また英国議会では野党労働党が、メイ内閣には交渉に応じる準備不足だと非難。

政争に持ち込む動きを見せている。

バイロン

低下一途のトランプ人気 [アメリカ州]

アメリカ新大統領トランプ、就任から6か月が経った。

ワシントンポスト紙による世論調査。

総合的なトランプ支持率が36%まで低下している。

中国に圧力をかけて北朝鮮の核武装を阻止しようとするトランプの手法に、賛成を表するのは少なく、彼の外交手腕を認めるのは、47%。

就任直後の熱気で歴史的には最も新大統領への期待が強い6か月。

トランプ支持率は史上最低を割りこんできた。

バイロン

イランが制圧したイラク [中東]

ニューヨークタイムズ紙が報じている。

5000名の兵士の命と1兆ドルのカネを使ってアメリカはイラクをイランに奪取されている。

バグダッドを初め都市の生活物資はことごとくイランからの流入品。

共にシーア派主流の両国は最近は国境管理も杜撰。

イラクの若者がイランにバスで自由に移動し、イラン軍の訓練を得て、シリヤに送り出されサダット政府の擁護に回っている。

ナジャフでは市の清掃にイラン企業が選定されている。

イラン内のテレヴィ番組、すべてイランに友好的なものばかり。

首都バグダッドではイラン政府の資金で新規にテレヴィ局の発足が近い。

イランはイラクばかりか、レバノン、シリヤ、アフガニスタン、オマーンと、密かに勢力を拡大している。

アメリカの外交政策の失態が露呈している。

バイロン

自由な人権の砦 [国際]

中国の人権保護の闘士、劉暁波が、死去した。

国際社会のどこかにいささかでも良識が残り、彼の死を無駄にせぬよう灯を消さぬよう願う。

バイロン

オペックカルテルの瓦解? [経済]

今月末、24日、ロシア セントピータースブルグでロシアエネルギー相ノヴァックが主催するオペックとロシアの会議。

現行のオペック―非オペック協調生産制限の実は上がらず国際原油価格は低迷を続ける。

ノヴァック氏は強気で”必要なら現在の協調生産制限を強化することも、来年3月までの協調期間の延長も可能だ”と語るが、すでにオペック内の異端児的ナイジェリアは同会議に参加しないと宣言。

他の参加国も明確でない。

また、ロシアの傘下にあるとされるカザフスタンは、現行の生産制限を不服として次回の制限には参加しないと意思表示している。

国際需給バランスが壊れ今や、ロシア頼りが強まって、歴史的カルテル―オペックにも寒い風が吹く。

バイロン

NATO神話の崩壊か―トルコとロシア [国際]

FT紙が伝える。

今週、トルコ―ロシア間で、30億ドルに及ぶロシア製S400ミサイル弾と発射装置4基の売買契約が仮約定された。

NATOの重要メンバートルコが、その組織の基盤である仮想敵国ロシアから武器の購入とは、仰天の進展。

急遽アメリカから特使がトルコに飛び、事態の究明、収拾にあたる。

外交軍事のやり取りが複雑さを増している昨今、新国際秩序の定着には時間がかかりそう。

今回の騒ぎ、根底にシリヤ内戦でアメリカがクルドを支持し反アサッドの戦いを進める。

トルコはこれが気に食わない。

クルド問題がある。

バイロン


英国EU離脱交渉開始か [連載ー英国EU離脱交渉]

再来年の3月には英国は正式にEUから分離離脱する。離脱条件、離脱後の新関係に関する正式交渉が来週から始まる。

EU側は交渉準備がなって、先ずは、英国の離脱に際してEUに対する財政的責務の確定(いわゆる離縁金の支払い)を求めていた。

これに対し、メイ首相もとかく乱暴なジョンソン外相も”払う根拠が無い”と頑固な態度を示してきたが今週、閣内に”必要なものは支払うべき”だとの合意がなった様子で来週の正式交渉の開始が可能となった。

金額、理由付けにつき神学論争的やり取りが繰り返されよう。

最高の支払金額が1000億ユーロにも及びそうな困難な交渉の開始である。

バイロン
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